Monday, December 11, 2006

第一回目の中東カフェが開催されました



 








(お話される川上さん)



 おかげさまで、昨日、第一回目の中東カフェを無事に終えました。定員30人に対し、35人が参加してくださり、かなりの親密度の高い会となりました。



しかし、本当に、あっというまに2時間が過ぎてしまい、いろいろと深められる議題は次回に持ち越しになってしまいました。







主催者として、考えなければならない問題が残った一方で、皆さんのおかげで会を終えたことにほっとしています。





いらしてくださった皆さんに、心から御礼申し上げます。










(左側、小田切さん。右側:酒井)


 こちらの不手際でお話になれなかったことをぜひとも、コメントとして、お聞かせください。今後の参考にさせていただきたいと思います。再度、御礼申し上げます。

2 Comments:

At 6:19 PM, Blogger jpmde said...

主催者のひとり、アレズです。

加藤さん、遠いところからわざわざ来てくださって本当にありがとうございます。確かに、受験の話が出た時にすごく驚きました。

でもおっしゃるように、そのお話は、結構想像力を沸き立たせます。よく考えてみれば、イラン・イラク戦争当時、ミサイルが降ろうと私自身が学校に通っていましたし、受験勉強もしました。
なんだ、戦争なんて日常の一部?!と思ってもいけないかな!でも、カフェにも出ましたけれども、ここまで長引いてくると、感覚が麻痺してくるのだろうね。

もし、小田切さんがこのコメントを読んでいたら、ぜひあのガス爆弾の一連をもう少し説明いただけませんか。正直、通訳をしていて、うまいこと聞き取れませんでした。後で、ビデオも見たのですが、やはりもう少し説明をいただけるとうれしいですね。
加藤さん、そのあたりはどうでしたか。


再度、いろいろとご協力いただきまして、御礼申し上げます。


アレズ

 
At 1:07 AM, Blogger jpmde said...

中東カフェの女将(?)、酒井です。
カフェへの参加、みなさま、ありがとうございました。本当に時間が少なくて、議論が十分できなかったのは残念でした。
でも、そもそも私がカフェをやろうと思った動機、つまり書き手は「こんなに書いているのに伝わらない」と思い、受け手は「知りたい報道がない」と思う、というギャップ、この問題が、第一回からとてもクリアに出たのではないかと思います。残念ながら、じゃあどうそのギャップを埋めるかという方向にまで、議論が進まないうちに時間切れになってしまいました。この問題は引き続き、やっていきたいですねー。

それと別に、議論のなかでぜひ報告者の人たちに聞きたかった点があります。お二人とも、ビビッドな日常生活を浮き上がらせるような現場経験の報告をされて、それがぐっと聞き手と現場の距離を縮めたと思うのですが、その一方で、メディアが現場の距離感を縮めようとするとついつい「感動ものエピソード」に依存しがちですよね。「アンネの日記」的な訴え方が、中東を伝える過程で欠けていることは本当にその通りなのですが、その一方で、「かわいそうな○○君」のひとつのエピソードが一人歩きして、イメージが固定化されてしまう問題もあるのでは?
感動エピソードに頼らなくても、小田切さんが指摘したように統計や事実関係の整理によってクリアに浮き上がるものがあるはずなのですが、なんだかそうした歴然たる事実をきちんと抑えた上で、現場のリアリティを感じる、という共感力の幅広さが欠けているのかもしれない。
でもその共感力をどうやって培っていくのか・・・。課題は大きいなあ。

 

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