Monday, July 02, 2007

島根県で最初に松江高専でカフェを開催しました。アフガニスタンへの国際支援を題材に、国際的な視野、島根の取り組み、そして、受け手となるアフガニスタンの受け止め方が議論されました。
卒業研究の時間であったのにもかかわらず多くの皆さんにが参加してくれました。どうも、ありがとうございます。

そもそものきっかけとなった「アイ・ラブ・ピース」の映画でアフガニスタン少女のための義足をつくる土台は石見銀山にある中村ブレース社であります。中村さんが実物の義足を見せながら、映画ロケにともなうアフガニスタン訪問や少女の来日にまつわる多くのエピソードを話してくださいました。
その後、田中さんはアフガニスタンの現状とそれを取り巻く国際状況を説明してくださいました。「義足を作られた人はまた兵士なり、戦場に戻る」ということばが国際支援のジレンマを象徴する印象深いものでした。
ラティブさんは自分を例えにしながら、どのように日本の支援が現地で役に立ち、人々から感謝されているのかを紹介しました。日本が運営している病院で治療の難しい病気を治してもらえたことや、JICAの奨学金で来日し自国の将来のために勉強していることなどを話してくれました。
そして、忘れてはいけないのは、中東カフェ初のネット中継の成功実現でした。松江高専の情報工学科の原先生のおかげで、中継され、日本の北海道をはじめ、遠く中東ヨルダンから見たという便りをいただきました。松江高専の皆さんに心から感謝いたします。
参加した学生さんでこのブログを見た方がいれば、コメントで印象を書いてくれませんか。
あらためて皆様にお礼を申し上げます。

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