Monday, July 02, 2007

参加してくださってありがとうございます。中東カフェ@川口は皆さんのおかげで無事開催されました。御礼申し上げます。

中東カフェ@川口

東京以外で実施させていただける中東カフェが増えるなか、このたび埼玉県川口市で開催することになりました。さいたま市に次いで第二の都市であり、「東京24区」とよばれるほどです。その川口市で川口駅のすぐ近くで下記のテーマで中東カフェを実施します。同じテーマで二回実施されますので、ご都合に会う時間帯に来てくだされば幸いです。
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シリーズ 中東研究と社会の接点を探る
―報道の現場から― Part 2


世界を揺るがすニュースが日々発信される中東。日本のメディアはそうしたニュースの「現場」をどれほど正確に伝えているのでしょうか。そして日本の中東研究はこうした現場の活動に役立っているのでしょうか。

昨年末、第一回目の中東カフェで、新聞やフリージャーナリズムの役割についてトークを行ないましたが、今回「中東カフェ@川口」では、その第二段として、テレビメディアを取り上げます。自爆や戦争の生々しい映像を茶の間に伝えるテレビ。カメラが現場にたどりつくのがまた、一苦労。でも血なまぐさい映像の傍らで、人々の生身の日常生活を映し出す一面もある。そんな中東報道の難しさと、触れ合いの暖かさを、イラク取材経験もある日本テレビ記者の岩崎さんに、伺います。
プレゼンター:
 岩崎建 日本テレビ報道局外報デスク 早稲田大学政治経済学部卒業後、日本テレビに入社。報道局・社会部、外報部を経て、200年末から4年半にわたりカイロ支局長を務め、現職にいたる。2000年以降のパレスチナ第二次インティファーダをはじめ、2001年のアフガン戦争、2003年イラク戦争、2006年のレバノン戦争を取材。また、2004年から2006年までのイラク・陸上自衛隊派遣も取材。
コメンテーター:
 酒井啓子 東京外国語大学教授 1959年生れ。1982年アジア経済研究所入所後、在イラク日本大使館専門調査員、在カイロ海外調査員などを経て、2005年より現職。著書に「イラクとアメリカ」など。

司会:
 大野元裕 ゼネラルサービス専務取締役、中東調査会上席研究員、NPO法人国際情報センター理事 慶応義塾大学法学部卒後,国際大学国際関係学科修士課程を修了.在イラク日本大使館専門調査員を経て,在ヨルダン,在シリア大使館等の書記官を経て現職.著書に「「対テロ戦争」から世界を読む」(立山良司編)など

日時:2007年7月26日
    第一回:午後3時30分 から 5時30分
    第二回:午後6時


会場:彩葉庵(イトーヨーカ堂川口駅前店5階)
    TEL:048-251-9393

定員: 45人。 当日、先着順。
主催:東京外国語大学「中東とアジアをつなぐ新たな地域概念・共生関係の模索」プロジェクトチーム
問い合わせ先:東京外国語大学「中東カフェ」事務局 
尚、参加者の皆様は受付時にケーキと飲み物代金として700円をお店にお支払いください。

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島根県で最初に松江高専でカフェを開催しました。アフガニスタンへの国際支援を題材に、国際的な視野、島根の取り組み、そして、受け手となるアフガニスタンの受け止め方が議論されました。
卒業研究の時間であったのにもかかわらず多くの皆さんにが参加してくれました。どうも、ありがとうございます。

そもそものきっかけとなった「アイ・ラブ・ピース」の映画でアフガニスタン少女のための義足をつくる土台は石見銀山にある中村ブレース社であります。中村さんが実物の義足を見せながら、映画ロケにともなうアフガニスタン訪問や少女の来日にまつわる多くのエピソードを話してくださいました。
その後、田中さんはアフガニスタンの現状とそれを取り巻く国際状況を説明してくださいました。「義足を作られた人はまた兵士なり、戦場に戻る」ということばが国際支援のジレンマを象徴する印象深いものでした。
ラティブさんは自分を例えにしながら、どのように日本の支援が現地で役に立ち、人々から感謝されているのかを紹介しました。日本が運営している病院で治療の難しい病気を治してもらえたことや、JICAの奨学金で来日し自国の将来のために勉強していることなどを話してくれました。
そして、忘れてはいけないのは、中東カフェ初のネット中継の成功実現でした。松江高専の情報工学科の原先生のおかげで、中継され、日本の北海道をはじめ、遠く中東ヨルダンから見たという便りをいただきました。松江高専の皆さんに心から感謝いたします。
参加した学生さんでこのブログを見た方がいれば、コメントで印象を書いてくれませんか。
あらためて皆様にお礼を申し上げます。

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