Monday, December 11, 2006

第二回中東カフェの詳細が決まりました。皆様のご参加をお待ちしています。

シリーズ ‐ この人に聞く <1>

イランー日本ーアメリカ
中東外交:日本の選択

スピーカー 日本総合研究所会長
寺島実郎さん

 テレビ、雑誌など幅広いメディアでおなじみの寺島実郎さん。日本のあるべき外交政策を説得力のある議論で展開し続ける。その寺島さんは、実は70-80年代の三井物産勤務時代にイランを中心とした中東諸国の情報分析に深く関わっていた。イラン革命、米・イラン間の対立関係、そしてイラン・イラク戦争と、激動の中東情勢のなかで、日本はどうすべきか・・・。当時の「中東体験」は、まさに寺島さんの現在の外交観の根幹となった。今回は、寺島さんのイランなど中東諸国との関わりから始めて、今後日本がどう中東と付き合っていくべきか、国際社会のなかでの日本の役割は、といった、多岐にわたるお話しを、インタビュー・座談形式でじっくりうかがっていく。

寺島さんの経歴
1947年北海道生まれ。1973年三井物産入社。83年ブルッキングス研究所出向、91年ワシントン事務所長を経て、99年?戦略研究所所長、01年?日本総合研究所理事長(現職会長)に就任。06年?早稲田大学アジア太平洋研究センター客員教授も兼任。主な著書に、「脅威のアメリカ 希望のアメリカ?この国とどう向き合うか」(岩波書店)、「われら戦後世代の『坂の上の雲』」(PHP新書)、「脳力のレッスン」(岩波書店)等多数あり。

インタビュアー 
東京大学出版会編集部  佐藤一絵さん
北海道大学法学部(政治学専攻)卒。1993年より北海道新聞記者として岩見沢総局、整理部、東京政治経済部、国際部、シンガポール支局で勤務。2001年メリーランド大学政治学部客員研究員(フルブライト・ジャーナリスト・プログラム)。

コメンテーター 
国際交流基金中東専門員 貫井万里さん
1973年、名古屋生まれ。慶應義塾大学文学研究科修了後、在イラン日本大使館専門調査員、米国イースタン・ミシガン大学社会学研究科留学を経て、現職。専門はイラン近現代史・社会運動論。

東京外国語大学教授 酒井啓子さん
1959年生れ。1982年アジア経済研究所入所後、在イラク日本大使館専門調査員、在カイロ海外調査員などを経て、2005年より現職。著書に「イラクとアメリカ」など。


日時:1月14日 18:30 - 20:30(開場:18:15)
会場:UPLINK FACTORY(渋谷駅徒歩13分) 
http://www.uplink.co.jp/factory

定員:満員御礼。締め切りましため切りました。 (先着50人で満員になりました)

申込方法:下記メールアドレスに、(1)名前、(2)肩書き、(3)連絡先(メールアドレス、携帯電話)をご記入の上、1月10日(水)までにお申し込みください。

nihon-chukinto (at=@) tufs.ac.jp

(メール作成時にat の代わりに@とご記入ください。)

第一回目の中東カフェが開催されました



 








(お話される川上さん)



 おかげさまで、昨日、第一回目の中東カフェを無事に終えました。定員30人に対し、35人が参加してくださり、かなりの親密度の高い会となりました。



しかし、本当に、あっというまに2時間が過ぎてしまい、いろいろと深められる議題は次回に持ち越しになってしまいました。







主催者として、考えなければならない問題が残った一方で、皆さんのおかげで会を終えたことにほっとしています。





いらしてくださった皆さんに、心から御礼申し上げます。










(左側、小田切さん。右側:酒井)


 こちらの不手際でお話になれなかったことをぜひとも、コメントとして、お聞かせください。今後の参考にさせていただきたいと思います。再度、御礼申し上げます。

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